ニューヨーク外為市場
【夏時間の時:東京時間の午後21時〜午後5時ぐらいまで】
【冬時間の時:東京時間の午前22時〜午後6時ぐらいまで】
東京時間の21-22時ぐらいから、ニューヨーク外為市場がオープンし始めます。ニューヨーク外為市場での市場参加者は投機筋(仮需)が中心なので、「一方的に動く」というケースが多いように思われます。
※USドルが世界の基軸通貨であるため、米国の輸入・輸出業者などの実需はあまり外為市場に参加する必要がないため。
米国の重要な経済指標の発表はニューヨーク外為市場の朝(東京時間でいうところの21時から24時ぐらいまでのあいだ)に発表されることが多いので、この経済指標の発表を受けて、いきなり一方向にドカンと動くことが多いです。
※特に夏時間では東京時間の21:30、冬時間は東京時間の22:30に集中することが多い。ちなみに、これは米国の午前8:30です。
東京時間の21-24時ぐらいの経済指標発表から値が大きく動き出しますが、いつまでの動いているわけではなく、東京時間の午前0-3時ぐらいには、だいたい落ち着いてくるという日が多いです。(ニューヨークにいるアメリカ人もランチを食べたり、夕方の帰る時間帯に近くなってくるので)
東京時間の午前3時ぐらいから、台風一過のように、利食いや損切りのショートカバーがぼちぼちと始まって、閑散となりながら、オセアニア外為市場に引き継いでいくという感じで、1日が回っていきます。
もうひとつ、これはオセアニア外為市場のところで書いても良かったのですが、多くの外為証拠金取引業者では、ニューヨーククローズ時点(冬時間では東京時間の午前6時、夏時間では1時間早い東京時間の午前5時)でポジションを持っているかどうかで、スワップポイントが付くことになります。