外為市場のタイムスケジュール
外為市場のタイムスケジュールは日付変更線に最も近い経度であるニュージーランドのウェリントン市場から開き、東京、ロンドン、ニューヨークと移りながら、土日を除く24時間、常にオープンしています。
もちろん、地域ごとに市場を分けていても、世界中からいつでも外為市場に参加することができます。
また、日本人には馴染みがあまり無い、サマータイムも意識する必要があります。サマータイムは、4月の第1日曜日から始まり、10月最終日曜日に終わります。
通常、外為市場で一般的な「1日」の終わりとして、ニューヨーク市場が閉まる時間:”ニューヨーククローズ”が使われます。サマータイムの時には日が延びるということで、1時間、時間が早まります。
つまり、
冬時間(通常時)のニューヨーククローズ(NYTime:17時)=東京時間の午前7時
夏時間のニューヨーククローズ(NYTime:17時)=東京時間の午前6時
となります。
欧米の指標発表の時間帯も変わりますし、各市場ごとの動きも若干、夏と冬時間では違った動きをするので、4月始めと11月始めは時間帯の変わり目として意識しておく必要があります。
それでは、外為市場のタイムスケジュールの特徴を説明していきます。