ZAR(南アフリカランド)
ZAR(南アフリカランド)
・金、ダイヤモンド、プラチナの産出国として有名な南アフリカでは、高金利政策が取られており、ZAR(南アフリカランド)は日本の外為個人投資家からも熱い目が注がれ始めています。最近でもネット証券を中心に南アフリカランド債券を結構売りだしていますよね。
南アフリカランドは、金などの価格が高騰すると、連動してZARも高騰する傾向が強いという特徴があります。
但し、以前のアパルトヘイトのように政情不安を始めとして、新興国にはカントリーリスクが内在しているため、非常にボラティリティ(変動率)が非常に高いという特徴があります。
高金利通貨なので、スワップ派には大人気で、ほとんどの日本人個人投資家は南アフリカランドの買いから入るといわれています。しかしながら、ZARを取引する時には、一気に暴落して、スワップなど吹き飛ばすといったリスクがあることも、認識しておく必要があります。(長期にスワップを稼ぐ予定の方はくれぐれも低レバレッジで!!)
・MXN(メキシコペソ)やなども、高金利通貨であるため、証券会社などからメキシコペソ建て債券が売り出されたりしていますが、こちらもZARと同様、カントリーリスクがあることを承知しておくべきです。
また、高金利通貨ではありませんが、人民元切り上げを米国から要求されている中国人民元を取引できる国内の外為業者もあります。