外為取引のコスト2:手数料
スプレッドと共に、外為トレードをする際に”コスト”となるのが「手数料」です。
現在の外為証拠金取引業者間での競争は激しくなっており、手数料の値下げ競争もどんどん激しくなってきているので、外為取引をする個人投資家にとっては非常に有り難い状況になりつつあります。
手数料といっても、長期投資ならばさほど気にしなくてもよいかもしれませんが、短期売買を繰り返す外為トレーダーにとっては、手数料の多寡は非常に大きなコストとして跳ね返ってきます。
このため、基本的に、手数料は安ければ安いほど良いというのは真実です。
ただし、手数料無料の外為証拠金取引業者も多数ありますが、最終的なコストは「スプレッド+手数料」になるので、手数料だけで外為取引コストが安いと判断しないでください。(多くの場合、手数料無料の外為業者はスプレッドの幅が広い)
加えて、買ったり・売ったりしたら、決済するために、反対売買をいずれはしなければ利益も損も確定できないわけですから、往復売買のトータルコストがいくらになるのかという点も見てみて、トータルコストを算出できるわけです。
また、これは税金の話になるのですが、年間20万円以上の利益を上げた方は税金を払う必要がありますが、手数料は必要経費として算入することができます。