消費者信頼感指数
重要度:C
消費者信頼感指数とは、コンファレンスボード(全米産業審議委員会:Conference-Board)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したものです。
消費者信頼感指数は、毎月25日から月末にかけて発表され、アンケート調査で現在と半年後の将来の景況感、雇用状況、所得(自動車・住宅についての購入計画)の項目で「楽観か悲観」で回答して貰った結果を指数化しています。
消費者のナマの声をベースにしているので、個人消費との連動性が高い指標です。アンケートの対象者が5000人と、ミシガン大消費者信頼感指数の500人よりも多いため、より現状の景況感を測る上で信頼性が高いとされています。
消費者信頼感指数の数値が良くなってくると、景気が良くなり、個人消費も高まってくると考えられるということです。
また、消費者信頼感指数はNYダウに対して非常に相関関係が強く、半年程度の先行性を有しているとも言われています。(つまり、この指数が強ければ、貯蓄を投資に回す人が増え、弱くなれば株式から貯蓄に回す人が増えるだろうということです)
##その他の外為経済指標一覧
重要度Aの外為経済指標
・雇用統計/非農業部門雇用者数
・雇用統計/失業率
・消費者物価指数:CPI(Consumer Price Index)
・生産者物価指数:PPI(Producer Price Index)
・小売売上高
・ISM:製造業景気指数(Institute for Supply Management)
・鉱工業生産指数
・GDP
・中古住宅販売件数
・新築住宅販売件数
・貿易収支
・対米証券投資
重要度Bの外為経済指標
・シカゴ購買部協会景気指数
・ニューヨーク連銀製造業景気指数
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・耐久財受注
・ISM:非製造業景気指数
・個人所得・個人支出
・ミシガン大消費者信頼感指数
・住宅着工件数
・住宅建設許可件数
重要度Cの外為経済指標
・新規失業保険申請件数
・製造業受注
・設備稼働率
・企業在庫/卸売在庫
・消費者信頼感指数