ニューヨーク連銀製造業景気指数
重要度:B
同じ製造業の景況感を示す指標として挙げられる、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、ISM製造業景況指数と比較して、最も重要度の低いのがニューヨーク連銀製造業景気指数です。
重要度が低い理由は、アンケートのカバーしている地域がニューヨーク連銀の管轄地域ということからなんですが、むしろニューヨーク連銀製造業景気指数は、フィラデルフィア連銀製造業景気指数とISM製造業景況指数を占うための先行指数として注目されます。
※地域がニューヨーク連銀の管轄地域に限定されているといっても、同じ製造業の景況感をアンケートしているので、フィラデルフィア連銀製造業景気指数とISM製造業景況指数との相関性が高いというのは、当たり前といえば当たり前ですが。。
ニューヨーク連銀製造業景気指数は2002年4月に誕生したばかりであることも、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、ISM製造業景況指数よりも重要度が低くなっている理由といえます。
##その他の外為経済指標一覧
重要度Aの外為経済指標
・雇用統計/非農業部門雇用者数
・雇用統計/失業率
・消費者物価指数:CPI(Consumer Price Index)
・生産者物価指数:PPI(Producer Price Index)
・小売売上高
・ISM:製造業景気指数(Institute for Supply Management)
・鉱工業生産指数
・GDP
・中古住宅販売件数
・新築住宅販売件数
・貿易収支
・対米証券投資
重要度Bの外為経済指標
・シカゴ購買部協会景気指数
・ニューヨーク連銀製造業景気指数
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・耐久財受注
・ISM:非製造業景気指数
・個人所得・個人支出
・ミシガン大消費者信頼感指数
・住宅着工件数
・住宅建設許可件数
重要度Cの外為経済指標
・新規失業保険申請件数
・製造業受注
・設備稼働率
・企業在庫/卸売在庫
・消費者信頼感指数