G7(Group7)
G7(Group of Seven)とは、先進7カ国、アメリカ、イギリス、日本、フランス、ドイツ、イタリア、カナダのことを指します。
1986年にイタリア、カナダが加入する前は、G5と呼ばれていました。更に、ロシアを加えて、G8(Group of eight)として、主要8カ国と呼ばれたりします。
ちなみに、主要国首脳会議(Group of Seven and Russia)はサミットとも呼ばれ、各国首脳が年1回集まり、国際的な経済的、政治的課題を討議します。
外為市場に関係するところとしては、G7財務相・中央銀行総裁会議が挙げられます。
G7財務相・中央銀行総裁会議は各国の財務相と中央銀行総裁が原則年に3回集まり、世界経済や国際金融政策について討議をします。昔に比べると最近はG7での結果が外為相場に影響を与えることが少なくなってますが、G7で「ドル安容認」などが発表されると、一気にドル安に傾くといったこともあります。
意外に見落としがちなG7ですが、政治的パワーが外為市場に与える影響も侮れませんので、G7での討議結果や声明は一応はニュースでチェックをしておく必要があります。
#その他の外為用語解説【海外の重要組織】
FOMC(Federal Open Market Committee)
FRB(Federal Reserve Board)
G7(Group7)
ECB(Europen Central Bank)
IMF(International Monetary Fund)
マクロ系ファンド/モデル系ファンド