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欧州通貨: GBP(イギリスポンド)

GBP(イギリスポンド)
GBPは大英帝国の通貨です。西インド会社の時代に比べれば、そりゃーもう落日の国とも言えるかもしれませんが、そこは「伝統の国」ならではの信頼性があります。

考えてみれば、米国が力を付けてきたのは100年程度ですが、英国は数百年に渡って世界の先進国で有り続けているわけです。その歴史の重み、実績から、USDもEURも買えない、といった時に、逃避通貨としてGBPが買われるケースもあります。

GBPは基本的に高金利通貨であることも特徴であり、値動きはヨーロッパとの関係が近いことからも欧州通貨として、EURやCHFとの相関性は高いです。しかも、最近の英国経済は堅調であり、金利も徐々に上げつつあることもあって、人気の高い通貨になってきています。

GBPの特徴としては、通貨単位が大きいため、ボラティリティ(変動率)が非常に高い点が挙げられます。

例えば、USD/JPY=100円、GBP/JPY=200円としたときに、同じ1%の値動きでも、USD/JPYでは1円ですが、GBP/JPYでは2円という倍の値幅が動く可能性があるわけです。

このため、ハイレバレッジでGBPペアを投資対象にすると、大勝ちすることもありますが、大負けすることもあるということです。

外為メジャー通貨の特徴

外為証拠金取引(FX)で取り扱うことの出来る代表的な通貨の特徴

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